確認しておきたい杖の使い方

杖は歩行をサポートし転倒防止にもなりますが、間違った使い方をするとケガをしてしまうこともあります。
こちらでは、杖の中でも一般的なT字型つえの正しい使い方をご紹介します。

杖の使い方を間違えている場合

つえを使うとふらついたり短い時間しか歩けなかったりする方は、間違った使い方をしているといえます。
つえは、握り方が間違っていると力が入りにくくなったり、つえを置く位置が間違っているとつえを自分の足で蹴ってしまったりします。

正しい杖の使い方

つえを使用する際には、持ち方・つえを置く位置・歩き方においてそれぞれポイントがあります。

持ち方

つえは痛みのある足とは反対の手で持ちます。痛みのない方の手で持つことで支える面積が広くなり安定します。
正しい握り方は2通りあり、人差し指と中指でまたぐように握ると疲れにくく、人差し指をつえに沿わせるように握るとしっかりと固定されます。反対に、持ち手の端部分だけを握るのは間違っており、この握り方は転倒しやすいです。

置く位置

つえを置く位置が遠すぎると体が前傾し、反対に近すぎるとバランスがとりにくくなります。つえは、足のつま先から横・縦それぞれ約15cmの位置に置くようにします。

歩き方

歩き方には「3点歩行」と「2点歩行」があるのですが、初心者の方には危険が少ない3点歩行をおすすめします。
3点歩行は、速度は遅くなりますが最も安全な歩き方です。歩き方の順番は、最初につえを出し、次に痛みのある足、最後に痛みのない足を出します。

階段の上り下り

階段を上がる時は痛みのない足から先に上がり、下る時は痛みのある足から下ろします。安全に上り下りするため、階段は一段ごと足を揃えてから進むことをおすすめします。ただ、手すりのある階段の場合は、手すりを持つ方が安全なので無理につえを使うことはありません。

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